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【#108】あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方(佐藤 舞)

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「佐藤 舞」さんの「あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方」を読んだ感想とメモを書いています。

目次

基本情報

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本のタイトルあっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方
本の評価
著者佐藤 舞
出版社KADOKAWA
発売日2024/7/19

印象に残った言葉や表現

死と太陽は直視できない(P56)

私達は、死や老い、病といった受け入れがたい現実を直視することができません。そんな心の闇の中で、必死に希望を探そうとしますが、希望、すなわち太陽もまた直視できない、といった葛藤を抱えながら、どのように生きるのかを模索しています。

死と太陽を見ることを避けて、自分に嘘をついてしまうようになる。直視できないものとは

  • 孤独
  • 責任

のこと。

実存は本質に先立つ(P194)

ものは、意味(目的)があって存在します。例えば、ペンは「ものを書く」という目的が先にあり、ペンという存在が生まれます。しかし、人間は生まれながらに生きる目的(本質)を持っているのではなく、本質がある前に存在(実存)があります。ものは意味付けが先にあって生み出されますが、人間や人生は、目的や意味があって生まれるわけではないのです。

自分はこう生きたい、生きるんだと決めること。決めなければ前に進めない。

価値観は、アイスクリームの味のようなもの(P210)

価値観は複数あり、その時々によって優先順位を入れ替えて柔軟に選べるもの。

アイスクリームの味に他人が文句言うのもおかしいし、気分によって変えられるもの

読書メモ

効果的な時間術ランキング(P35)

  1. タイムボクシング
    1. 時間割をつくること
    2. 時間が決まっているタスク
    3. TODOリスト
  2. 優先順位をつける
    1. タスクを書き出して優先順位をつける
  3. ノーと言う
  4. 動く
  5. デバイスのコントロール
  6. 短い休憩
  7. TODOリスト
  8. 健康的な食事
  9. 2分ルール
  10. ソーシャルメディアのコントロール

ほとんど意識的にできていた。時間割をつくることは、出来るときは行っていたが、忙しいときは作らずにいた。しかし、忙しいからこそ、予定を確認するべきだし、毎日作成しようと思えた。

自分が何に時間を使いたいのかを分かっていない(P53)

そして問題は、当の本人も、「自分にとっての有意義な時間ややるべきことが一体何なのか分かっていない」ということと、「人生において本当に大切なことに向き合おうとするときに現れる邪魔者の正体が分かっていない」ということです。

わからないから浪費する。その繰り返しをしているから虚無感を感じる。

人生の3つの理(P57)

人は必ず死ぬが、それを考えると恐怖してしまうので考えないようにしている。死なない前提で生きている。

明日生きることを前提に皆は生きている。

孤独

人は生まれながらにして孤独だ。1人で生まれて1人で死ぬ。自分のことを100%理解してくれる人はいないし、理解もできない。それぞれ別の世界を生きている。認知もそうだ。

責任

自由に人生を切り開いていけるが、その行動には責任が伴う。自由に生きられるのにもかかわらず、自由と責任から逃れようとする。

有意義な時間の使い方とは(P76)

自分の人生の舵を自分で握ること、その覚悟、そして知恵を手に入れ、人生の3つの理を受け入れながら、自分の人生をコントロールしていくこと。

そうなりたい。自分にとって理想的な時間。

人生への向き合い方と苦痛への処方箋(P108)

  1. 変えられるものと変えられないものを区別する
    1. 仏教書:歎異抄
  2. 人生に対して主体的に参加する
    1. 意図的な行動
    2. 自分の価値観に沿った内的で習慣的な行動のこと
    3. 具体例:
      1. 人に親切にする
      2. 人間関係を育てる
      3. 体を動かす
      4. 感謝の気持を表す
    4. 大事なのは自分で変えられる習慣的な行動
  3. 人生には苦は必要
    1. 苦痛を逃れて楽に行きたいは、幸福から遠ざかる選択であることが多い
    2. これまで払ってきたコストが幸福感を高める傾向にある → 努力のパラドクス

人生の使い方の違い(P118)

充実する人生の使い方

  1. 自分で変えられることに集中する
  2. 自分の価値観など、内発的な動機を大切にして行動する
  3. ストレスを自信の成長の糧にする

後悔する時間の使い方

  1. 自分で変えられないことに悩み続ける
  2. 富や名声など、外発的な動機で動き続ける
  3. 苦痛を避け、楽な選択をし続ける

自分の価値観の追求と自己実現は違う(P199)

自己実現といった、他と分離された高揚感や優越感のある幸せではなく、「ただ西に向かって進んでいる」という感覚と、一歩一歩足を前に進めているという主体的な行動こそが、あなたが人生において大切にする価値観です。

自分で目的を決め、目標を定めて、毎日行動することが主体的だと思う。

価値観とゴールは別物(P202)

価値観を大切にして生きるのは、西を目指して旅をするようなもの。
どんなに西を目指してもゴールすることはない。

何を大切にしていきたいのかが価値観。

目標設定は「目的」「目標」「手段」の三段階で行う(P264)

目的

目的は、自分自身の価値観(進む方角)であり、何を大切に生きるのかの軸になる。

目標

目標は、目に見える到達点で、価値観に沿って行動した結果、辿り着く場所のこと。
達成後の自分をポジティブに想像できて、難しいが可能で、取り組む覚悟がある、かつ具体的な目標。

手段

手段は、到達点までどのような経路を選択して、そこまで歩んでいくか。日々実践できる習慣的な行動。重要なのは、ここで書いたことを自分との約束にしていいか?と自問すること。やらないことも一緒に考える。

価値観に沿った目標設定のやり方(P280)

3つの理(避けられない普遍的な真理)

  1. 人は死ぬ
  2. 人は孤独
  3. 人には責任がある

3つの原則(人生が前進する物事の捉え方)

  1. 変えられないものと変えられるものを区別せよ
  2. 人生に対して主体的に参加せよ
  3. 人生には苦は必要である

人生が充実する時間の使い方ができるようになるためのキーストーンハビット
価値観に沿った目標設定/西の方角(目的)にある、あの山(目標)を、どのルート(手段)で登るか考える

【目的】価値観(進む方角)。本当はどうありたいか、何を大切にして生きるか

【目標】中間ゴール(目に見える到達点)価値観に沿った目標

【手段】行動(到達するための経路)。自分と約束する日々の習慣

やること

やらないこと

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