「Bill Perkins」さんの「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」を読んだ感想とメモを書いています。
基本情報
本のタイトル | DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール |
本の評価 | |
著者 | Bill Perkins |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2020/9/30 |
感想
発想が大きく変わった。
10代20代では、お金を使いすぎて苦労したことから、なるべくお金を貯めようとしていた。しかし、極端にお金を貯めることに執着することは、貴重な機会を失っていることに気づけた。
年代ごとに得られる体験や経験は限られており、特に年を重ねれば出来る経験も少なくなってくる。例えば、家族で子どもと旅行に行くことや、体を動かすこと。
自分ができることは、今を精一杯楽しむこと。過剰に貯蓄しないこと。
今を大切にしたいと思う。
気づき
- お金の使い方
- 今との向き合い方
ToDo
- お金を使う計画を立てる
- 年代別やりたいことリストをつくる
印象に残った言葉や表現
今しかできないことに、惜しみなく金を使え
90歳になってから水上スキーを始めるのは難しい。金をムダにするのを恐れて機会を逃してはいけない。
大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うことだ。
20代後半~30代前半はお金をなるべく使わない生活を送ってきた。
しかし、それだけでは人生は味気なく、貴重な機会を失ってしまう。外食をお弁当になどの工夫は良いと思うが、美味しいお店を探したり、経験にお金を使って楽しむべきだ。
行動計画を立てる
自分がどんなやつか決めるのは日々の行動だ。最後に振り返ったとき、その合計された経験の豊かさが、どれだけ充実した人生を送ったかの物差しになる。
だからこそ、この人生でどんな経験をしたいのかを真剣に考えて、それを実現させるための行動計画を立てるべきだ。
誰かに流されて漂流するがごとく生きるのは楽だ。しかし、それでは自分の人生を生きたといえないし、振り返ったときにつまらない人生になってしまう。そんなのは嫌だ。
いつまでも子供用プールで遊べると思うな
物事は永遠に続かず、いつかは色褪せ、消え去っていく。それを理解することで人は、目の前にあるものにもっと感謝できるようになる。
どんな経験でも、いつか自分にとって人生最後のタイミングがやってくる。
子供は否応無しに大きくなる。ならばやり残したことがないように毎日を全力で生きるべきだ。
いずれ失われること」に目を向ける効用
人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用使用とする意欲が高まるということだ。
見知らぬ土地を観光するとき、私たちはこれと同じような体験をする。滞在期間が一週間だとしたら、最終日までのあいだにできるだけたくさんの名所を訪れ、ツアーやアクティビティにも積極的に参加しようとする。
人生の各段階で使える時間はそれほど多くはない。もちろん無制限でもない。
締め切りと一緒だ。人生の締め切りを意識すれば、それまでの時間を活用しようと考える。
「タイムバケット」で後悔しない人生をつくる
現在をスタート地点にして、予測される人生最後の日をゴール地点にする。
それを5年または10年の感覚で区切る。このなかでやりたいことを入れていく。
やりたいことリストだけでは期限がはっきりしていなかったな。ここに時間軸をいれたタイムバケットで見てみよう。
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